アクセスカウンタ

プロフィール

ブログ名
MY ROCKN' ROLL DAYS
ブログ紹介
目指せ! 「ヤング@ハート」のアイリーンばあちゃん!92歳でクラッシュを歌う姿に憧れつつ、死ぬまでロックな日々のつれづれ。
zoom RSS

5月10日 2CELLOS @フェスティバルホール

2017/05/21 13:59
考えてみると、2012年1月の初来日@サンケイブリーゼから、毎年のように来日している2CELLOS。私もストーンズの来日で見送った2014年3月の公演以外は、ほぼ皆勤だ。単に「クラッシック<<ロック」のカバー、トリビュートにとどめるには、あまりに熱くて、いつも総立ちノリノリで盛り上がるのを楽しみに観て来たのだけど、今回ばかりは少々不安があった。

と言うのも、最新作「スコア」は、彼らがずっとやりたいと思っていた映画音楽集 「クラッシックで映画音楽」なんて、もう王道中の王道だ。2人のチェロとオーケストラの共演は、限りなく抒情的で美しく、時に壮大な音風景を見せてくれるし、そもそもクラッシックのチェリストなら、本来居るべき場所だろう。でも、そこからはみ出すほどロックな彼らが大好きな私としては、もしかすると当たり前すぎて寝てしまうかも

毎回来日の度に、老若男女問わず、日頃全くロックと無関係な人達も巻き込んで完売にしてしまう彼らだけど、初日のこの日も同様。開場前のグッズ先行販売時間に間に合ったので、ひやかしでのぞいたつもりだったが、皆タオルやバッグTシャツ等どんどん買っていくので、私もつい「限定サイン入りパンフ」に手を出してしまった

席は最前列で狂喜乱舞だった前回、2015年ほどじゃないが、4列めのほぼ真ん中というわりといい席。でも、せっかく撮影はOKなのに、ガラケーカメラだとちょっと遠いのが残念。さらに場内アナウンスでは、 「後方のご迷惑になりますので、前のめりにならないように」などど注意のアナウンスが。立つなっていうならわかるけど、座っててもそこまで言うか 

そうこうするうちに、定刻。さて、今回は弦楽オーケストラと共演ということで2人の据わる中央の椅子2つを背後からぐるりと囲むように、まずはTOKYO STAR ORCHESTRA VIRTUOSOのメンバーが登場。静まり返った中でのバイオリンの音出しから、まったくクラッシックのコンサートそのものな風景だ。

続いて拍手と歓声の中ルカとステファン登場し、 “炎のランナー”からスタート。今回はスクリーンの映像はないものの、2人の背後で何本もの弓が揺れる光景がちょっと新鮮な感じ。曲が終わるとルカが「コンバンワ、オオサカ!」とご挨拶。「アシスタントのステファンだよ」とさっそく笑いを取りつつ紹介すると、ステファンも例の低い声での「コンバンワー」や、アシスタント、チェロ、と語尾を強調したカタカナ英語で笑わせる。ツアー初日なので、最新作からの曲を日本で生音披露するのは、この日が初めて。 “ゴッド・ファーザー 愛のテーマ ”“ムーン・リヴァー”など、誰もがが知る映画の名曲が、弦楽の厚みを増して、それはもう非の打ちどころのない美しさで披露される さらにドラマーのドゥーシャンが紹介された後は、静と動のメリハリの利かせた“レインマンのテーマ”から、“ある愛の詩”や、「タイタニック」から“ マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン”と続く。

やがて「インセプション」からの“モンバサ” でテンポを上げると、場内も熱い手拍子で応戦。“ゲーム・オブ・スローンズ・メドレー ”が終わると 、「パーティの用意はいいかい?」の一声に続いて “Smooth Criminal”で、超絶速弾きモードに変わり、一気にロックなスイッチONここからはいつもの総立ちロック・パートだ。やっぱりこうでなくちゃね

“Thunderstruck”では、ドゥーシャンのドラムソロにも拍手喝采。何より驚いたのは、オーケストラ共演は映画音楽のパートだけかと思ったら、オーケストラの面々もそのままずっと居るってこと。重厚弦楽ヴァージョンのAC/DCの曲でも違和感なく盛り上がってるという、なかなかレアな光景が続く。皆を煽るルカと、ステージじゅう走り回り、転がるステファンは、弾かない時も楽しそうに弓を振ったりしてるオーケストラのメンバーのところへちょっかいを出しにいったり。サティスファクションの合唱は、もっと大声でやりたかったけど、歌えない人達も手拍子は思いきり熱かった。

▼ステファンの必殺寝技
画像













画像











“Back in Black”でいったん引き揚げて、アンコール再登場後はセルフィー・タイムで客席と記念撮影。アヴィチーにリアーナとアップテンポな曲で盛り上げた後は、翌日も追加公演なので「See You Tomorrow」とU2の“With or Without You” でゆったりと締め。1時間40分ほどのステージは、王道映画音楽も、オーケストラ共演も、何をどうやっても、結局は大好きなロックで終わる、いつもの2CELLOSに変わりはなかった

画像










▼ルカ&ステファンのツイッターから。私も黒っぽいカッコでどっかにいるはず。上段までびっしり、フェスティバルホール完売のすごさもわかるな。
画像
















今回のネタは映画音楽だったけど、それならもっとプログレな方向にも行けるだろうし、グリーン・デイやミューズの如く、壮大なオリジナル・ストーリーを描くことだってできるだろう。ロックとクラッシックの王道を闊歩しながらの冒険はまだまだ続く。この次はどんな彼らに逢えるだろうか。

・・・とまあ、文句なく楽しめたのだけど、翌日の大阪追加では何とジョン・レノンの“イマジン”をやったそうで、うわ〜、うらやましすぎる

▼サインって、ほとんど記号やんというツッコミはさておき、限定サイン入りパンフはこんな感じ
画像





















★実際のメンバー編成はともかく、東京スターオーケストラの名前には聞き覚えがあるなと思ったら、2014年11月にベン・フォールズが来日した時の共演を観てた。この時はもっと大人数だったけど。ちなみに今回のクレジットについてる「VIRTUOSO(ヴィルトゥオーソ)とは、イタリア語で「名演奏家」の意味だそう。確かにロックも負けずに楽しむ懐の深さというか、骨太さに納得。

2CELLOS OSAKA SETLIST MAY 10, 2017

1.Titles from Chariots of Fire
2.Love Theme from The Godfather
3.For the Love of a Princess
4.Moon River
5.Rain Man Theme
6.Love Story  
7.My Heart Will Go On
8.Now We are Free
9. Mombasa (Hans Zimmer cover)
10.Game of the Thrones Medley
11.Smooth Criminal (Michael Jackson cover)
12.Thunderstruck (AC/DC cover)
13.Smells Like Teen Spirit (Nirvana cover)
14.You Shook Me All Night Long (AC/DC cover)
15.(I Can't Get No) Satisfaction (The Rolling Stones cover)
16.Back in Black (AC/DC cover)

 Encore:
17.Wake Me Up (Avicii cover)
18.We Found Love (Rihanna cover)
19.With or Without You (U2 cover)


スコア
SMJ
2017-02-22
2CELLOS

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by スコア の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


記事へトラックバック 0 / コメント 1


4月14日 幻の IAN MCCULLOCH @ 新宿MARZ

2017/04/22 22:45
********************************
=緊急の御知らせ=
【Ian McCulloch】本日の公演に御来場いただく予定の皆様へ。
米国と北朝鮮の間で武力衝突があるというニュースを受け、Ianとマネージャーの2人はVINYL JAPANに無許可で日本からすでに出国していることが判明いたしました。 本日の公演はキャンセルせざるを得ない状況となってしまいました。取り急ぎ皆様に御知らせ申し上げます。
VINYL JAPAN
***********************************

4月14日の夜中、VINYL JAPANがこんな告知を投稿していたのを知ったのは、翌日帰阪してからだった

新宿・歌舞伎町のライヴハウス、MARZは初見参だったので、少々焦りつつも何とか開場時間前に無事たどり着き、開場待ちとおぼしき人ごみの中に入っていくと…。 「イアンが戦争が怖いと言ってマネージャーと急遽帰国してしまったので中止」 何のこっちゃ北朝鮮とアメリカの武力衝突を恐れて、なことらしいが、サポート共演のKelley Stoltzは普通に居たし。入口でお詫びポストカード配ってるので、とりあえずもらって、中で物販はやってるようなので、バックには幻のツアー日程も入ったTシャツを買った。

Tシャツ&配ってたポストカード
画像





















ライヴにキャンセルにはある程度つきものだし、今年も年明け早々のCATFISH & THE BOTTLEMENとか、さっそくやられてる私だけど、さすがに東京まで遠征してライヴ当日に会場で中止ってのは初めてで、あまりのドタキャンぶりにへこんだ


MARZ写真もショックでボケまくってる
画像





















主のいないステージ
画像












大阪から来た私だけじゃなく、聞けば福岡だの、長野だのとあちこちから遠征してる人多数。中には「てるみくらぶ」に続いての被害、という人や、泣きそうになりながら誰かに電話してる人もいたなあ。

元々は昨年12月8日にクリスマス・プレゼント付き、と銘打った限定80名の完売アコースティック・ライヴの延期振替。8月に送金後、速攻でチケットを送って来たものの、呼んでるのがVINYL JAPANなので、だいじょうぶかなな感じは常にあった。案の定、公演まで1週間を切った段階で、イアンの喉の調子が云々でキャンセル。直前なので遠征ツアーも当然キャンセル料を取られてしまった。

なので、今回は直前のVISA発行→ イアン無事来日スタジオでのリハーサル中前日13日のDUOでの公演と、VINYLのFACEBOOKにアップされる状況をひとつひとつ「だいじょうぶ」を確かめて臨んだつもりだったのだけど、いやいや、こんなことなら前日の公演に無理してでも行っとくべきだったか。

「英歌手、無許可で離日し公演中止 北朝鮮の情勢ニュースが怖かった?」とか、

「戦争怖い」イアン・マッカロクが米国と北朝鮮緊迫ニュースを受け公演をドタキャン 既に日本を出国

などなど、今回は北朝鮮というキーワードからか、ロックとは関係のないところでもネタになってるよう。

アーティストが単にやる気がなくなったとか、まったくチケットが売れなかったのを「体調不良」とか言って中止になるのはよくある話だし、ヘタレというか、気まぐれなイアンらしいと言えばそうだけど、今回は、 「北朝鮮がこういう状況なので、自分達は悪くない」的なお知らせしかしない招聘元も、(あとでお詫びの1行ぐらいは入ったけど…) 「北朝鮮の影響がこんなことにも!」みたいな感じでニュースのネタにしてるネットのメディアも、何か違う気がする。Xデーが4月15日なんて煽らないでほしかった。

東日本大震災の時に来日中だったシンディ・ローパーや、東京横浜はやむなく中止だったものの、震災から3日後に来日して大阪は意地でやったガンズのスラッシュ。その昔の阪神大震災の時のビリー・ジョエルのようにやってとまでは言わないが、本当に戦争が怖いというなら、ROLLING STONESの 「GIMMIE SHELTER」ぐらい歌って帰れよなんて思ってしまった。

こういう情勢下での危機意識という点では、正当な理由にもなり得るだろうけど、それが本心とは思えないし、第一、他のメンバーほっといてプロモーターにも無断で帰るってのは、どう考えても50代半ばの大人の仕事じゃないよなあ。

しかもドタキャン帰国後、何事もなかったかのように、本国でツアーやってるなんて 日本が舐められてるのはいつものことだけど、ファンとしてはやっぱり哀しいとしか言いようがない。イアンも近年は声も荒れてキー下げまくりだし、体型も年並みに劣化してるけど、それでも、まだまだ観たいファンはいるんだよ。

VINYLによると、イースター・ホリデー明けにイアン側がコメントを出す、ということだけど、果たして…。

それにしても、80年代からエコー&ザ・バニーメンをリアルタイムで愛聴してきた分、ライヴもかなり長いつきあいだ。記録をひっくり返すと、1984年1月の初来日には行けなかったけど、同年11月の再来日88年の来日も見に行ったし、92年、イアンのソロ@伝説の安治川モーダ・ホールは、最後の“DO IT CLEAN”でモッシュに巻き込まれて大変だった。エコバニ再結成後も2001年のフジロック2005年のサマソニと夏フェスで観て、その間に25周年の2003年、東京・恵比寿ガーデンでの1夜限りの来日もしっかり遠征してる。ずっと追いかけてきて、今までで最小規模&最接近で観れるはずだったんだけど、こんなオチかいっ


チケット&ポストカード大のフライヤー。チケットは返金のために返送してしまうので、とりあえずここに残しとこう。
画像





















VINYL JAPAN主催ライブキャンセルの歴史 が2chに。よくよく読むとすごいなあ

★追記: 4/22から返金手続きということでチケット返送後、5/24に現金書留で無事に¥9200が送られてきた。で、封筒の中にこんな紙切れが…
画像












「Ian McCullochより音源が届くとのことです」

ホンマに ドタキャン後、「イースターホリデー後にコメント出す」とか言って結局何もないままだし  音源って、サイン入りCDRでもくれるのか、それとも、パス教えるから、どっかのサイトからダウンロードとか? 一応、VINYLの言う通り、音源希望のメールは送ったけど果たして…。

返金されたら、もう縁切りと思ったけど、引き続きズルズル経過観察モードになってしまった

それにしてもVINYLは、イアンの後も、ロニー・スペクター中止スレイド延期と、相変わらずキャンセル芸も好調・・・って、頼むわ〜、普通にちゃんと終わるライヴ


Holy Ghosts
Edsel Records UK
2013-04-23
Ian Mcculloch

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by Holy Ghosts の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



記事へトラックバック / コメント


3月5日 TEENAGE FANCLUB @ 梅田クラブクアトロ

2017/03/16 04:12
昨年出た10作め「Here」を引っさげての今回の来日は、2010年10月、前作「Shadows」の時以来。ノーマンは、2011年5月にGorky's Zygotic Mynciのユーロス・チャイルズとの別ユニット、 JONNYで来阪した時も観たのだけど、それでも6年以上経つから久しぶりのご対面だ。

▼しっかりTICKETS SOLD OUT!
画像





















東京・大阪ともめでたく完売で、優先予約の整理番号も決してよくはなかったのだけど、何とか最前左端に滑り込む。開演を待つ間も、セッティング中のスタッフが「みんな元気かい?」なんて客席に声をかけたり、セットリストをチラッと見せたり、和気あいあいモード

そして日曜なのでいつもよりも早い午後6時。まだリハーサルの続きのごとくさりげなくステージに登場するメンバーたち。文字通り、 “Start Again”を皮切りに、左手はレイモンド、真ん中にノーマン、向こう右手はジェラルドが。3人がそれぞれに歌い、ハーモニーを重ねるスタイルもいつもどおり。「Bandwagonesque」や「Grand Prix」 が自分の青春!みたいなファンが多いのか、そのあたりの曲はイントロから歓声が上がるけれど、どこにどう収まっても懐メロ臭はなく、新旧自在のセットが快調に進む。

画像












画像































それでも今回は、ノーマンが「今のは「Here」からの曲ね。あっち(物販コーナー)で買えるよ。(You can buy it there)」とさり気に宣伝のシャレで客席を沸かせる一コマも。ミニサイズの鉄琴を手にした“Your Love Is The Place Where I Come From”や、大好きな“Ain't That Enough” 。最新曲なのにまるで新人バンドみたいにシンプルでイキのいい“I'm in Love” から“Sparky's Dream”、そして定番“The Concept”のオ〜イエ〜の大合唱でいったん終了。そしてアンコールを「一番最初のシングル曲だよ」と“Everything Flows”で締めるのも変わりない。1時間40分ほどのセットに特別な見せ場こそないけれど、ニコニコと楽しそうなオーラ全開のライヴは、いつ何度観ても、幸せな気分にさせてくれる それはどんなに離れていても合えばすぐに盛り上がる親友との再会みたいだ。

画像












ノーマンたちも50歳を超え、見てくれはTeenage〜なんてバンド名はどうよ?と思うような、すっかり「いいおじさん」バンドに。でも、それもデビューから30年近い時を経て、決して時流に左右されない佳曲を作り、歌い続けてきた証。そうやって今いるこの場所に間違いはないのだ。 「Here」という一語に込められた揺るぎなさに安心し、そういう歳の重ね方に憧れ、またこの次が待ち遠しくなってしまう。

日本でもUKバンド人気が華やかだった90年代に、あのアラン・マッギー創設のクリエイション・レーベルに属し、オアシスプライマル・スクリーム等と同じ旋風の中に居た事も、今や別世界の話のよう。当時エピック・ソニーが宣伝のプリクラ風シールを作ってた中にTFCもあったのをふと思い出した。


TEENAGE FANCLUB  OSAKA SETLIST MAR. 5, 2017

1.Start Again
2.Radio
3.Hold On
4.I Don't Want Control of You
5.Thin Air
6.Verisimilitude
7.It's All in My Mind
8.Don't Look Back
9.My Uptight Life  
10.The First Sight
11.Dumb Dumb Dumb
12.About You
13.I Need Direction
14.The Darkest Part of the Night  
15.Your Love Is the Place Where I Come From
16.Ain't That Enough
17.I'm in Love
18.Sparky's Dream
19.The Concept  

Encore:
20.Can't Feel My Soul
21.Star Sign
22.Everything Flows


ヒア
Hostess Entertainment
2016-09-09
ティーンエイジ・ファンクラブ

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ヒア の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


記事へトラックバック / コメント


2月24日 JAMES BLAKE @ なんばHATCH

2017/03/03 22:06
ジェイムス・ブレイクが登場し、ダブステップ・シーン云々と騒がれたのは2011年。以後、アルバムはひと通り聴き、前回2013年6月の来日公演も観たのだけど、元々あまりエレクトロニックなテイストは得意でないし、斬新かつ独特な世界観のアーティストということはよくわかっていても、どこか心底馴染みきれない感じがずっあった。

それがちょっと変わったのは昨夏のフジロック初日。この日のグリーン・ステージは、八代亜紀姐さんをフィーチャーしたROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRAの後、トリのSIGUR ROSを観るべく、居座ったのだけど、その間に挿まれたのがジェイムス・ブレイク。

グッとエモーショナルな歌寄りになった新作「The Colour In Anything」に加えて、苗場の山の空気という相乗効果もあってか、彼の歌がこれまでになく深く響いてきた。この日の単独再来日は、大阪ではTrashcan Sinatras とバッティングして少々迷ったものの、こっちを取った。

画像













画像





















整理番号は余裕で最前だったけど、ゆったり浸りたいので敢えて後方の高台柵へ。そして午後7時きっかりに、まずは大阪公演だけオープニングアクト のD.A.N.が登場。ちょっとおしゃれな感じのエレクトロニック/ファンク系に高めか細げなヴォーカル。それなりのグルーヴ感もあるし、前座の組み合わせとしては悪くないかな、という感じの30分。

そして午後8時。幻想的なオープニングSEに続いて、 「ドウモ、ヒサシブリデス」の第一声。ドラムのベンを真ん中に、左手にギターのロブ、そしてジェイムスは右側でキーボードに向かい、“Always”からスタート。新作からの“Choose Me”等々、レディオヘッドを思わせるような音世界をまといつつ熱唱する姿は、ライトの中に浮かび上がると神々しくさえ感じられる。

画像








生で聴くといっそうせつない“My Willing Heart”など、3人だけで淡々と曲をこなしていくセットだったのが、 “Stop What You're Doing”では、スポットライトとシンクロしたビートに場内も沸く。一人ゆったりめに歌ったビヨンセの“Forward”なども交えつつ、カウベルの音に導かれた“Voyeur”では、うねるビートに思わず体が揺れ、ダンスフロア状態に 続く“Modern Soul”は、出だしがちょっとうまく行かず、 「6ヶ月ぶりのライヴなのでごめんなさい…」みたいなことを言ってたが、客席からは We love you の声があちこちから上がって、何だか微笑ましい

そして、ピアノ・ソロから連なって本編最後は“Retrograde” 。 ンンンンのハミングの度に客席から歓声が上がる。ドモアリガトウゴザイマスといったん引き上げ、最後の“The Wilhelm Scream ”まで1時間半。

その歌声はフジロックの時よりもさらに深化して、もはや人工的なフィルターやビートで通して加工する必要などないのに、と思ってしまうほどエモーショナルで存在感があった。終わってみれば Joni Mitchellのカバーでもある“A Case of You” 等々、この日大阪では聴けなかった曲もあったのだけど、ようやくこの人とまともに向かい合えた気がするな。

i-Dのインタビューによると、新作は「あまりパーソナルなものなので、一時はリリースをやめようかとも考えた」という。でも、もしこれを100%アコースティックなソロ・ライヴで観たら、その繊細さにもっと揺さぶられたのかも…などと妄想してしまった。

JAMES BLAKE OSAKA SETLIST  FEB.24, 2017

1.Always
2.Life Round Here      
3.Choose Me
4.Timeless
5.Limit to Your Love           
6.Lindisfarne
7.Love Me in Whatever Way
8.My Willing Heart
9.Stop What You're Doing (James Blake Remix)  
10.Forward (Beyonce cover)       
11.I Need a Forest Fire ft. Bon Iver
12.Voyeur  
13.Modern Soul    
14.Retrograde   

Encore:
15.The Wilhelm Scream

ザ・カラー・イン・エニシング
ユニバーサル ミュージック
2016-06-24
ジェイムス・ブレイク

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ザ・カラー・イン・エニシング の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


記事へトラックバック / コメント


2月17日 TRAVIS @ なんばHATCH

2017/02/22 12:41
去年のフジロックは、幸いなことにほとんど雨が降らなかった。トラヴィスが出た時も。その頃、ちょうど別バンドのレポで早めに移動したりで、観ることができなかったが、新作「Everything at Once」も、相変わらず彼ららしい佳曲ぞろいで、来日公演もこの日が最終日。フジの分も思いきり楽しむぞと思ったら、大阪は午後から冷たい雨が あちゃー、やっぱり雨歌伝説は不動か。

今年初ハッチ
画像

画像





















幸い夕方には上がって、整理番号は60を超えていたが、無事最前柵前を確保。 ステージには「Everything at Once」のジャケットに描かれていたビル群を再現した四角い筒があちこちに。

Right Said Fredの“I'm Too Sexy”とか、Frankie Goes To Holywoodの“Two Tribes”とか、何か懐かしめのディスコ/ダンス系曲が流れる中、定刻を過ぎること20分近く。手拍子と歓声に迎えられて“Everything at Once” から元気いっぱいにスタート。

続く“Sing”を客席大合唱でバッチリ締めた後、フランが戻ってこれて嬉しいよとご挨拶。「古い曲、新しい曲いろいろやるけど、これはミディアム・オールド・ソングだね、と紹介したのは“Selfish Jean” 。客席も弾んで盛り上がるけれど、フランはステージの端まで跳ねながら、ギターを弾き歌い、時にバスドラムの上にまで登って、そのまま後ろ向きで飛び降りたりと、観てる方がちょっとハラハラするほどエネルギッシュだ

画像










画像































さらに息を弾ませてイチニイサンシ、とカウントして“Writing to Reach You”へ。その勢いは後半も衰えることなく“Where You Stand ”では遂に客席乱入スタッフの肩車に担がれて後方を移動しつつ歌う彼の姿は、携帯を掲げた手や押し寄せるファンにすぐに埋もれ、最前からは見えなくなってしまうそれでも一緒にヘイ!と叫んでいると、何とも幸せな気持ちが満ちてくるフランも、この温かい雰囲気はスコットランドと似てるよ、と嬉しそうだった。

そして「世界はちょっとクレイジーな方向に向かってて、トランプみたいなクレイジー・ピープルもいる。でもこんな時こそ僕らが結束すればもっとパワフルになれるし、世界は良くなる…」そんなコメントと共に始まったのは“Closer” 。大声で歌いながら、客席大合唱の定番という以上に、その意味が心に響いてくる。

今年結成20周年という彼らが初めてグラスゴーで一緒にやった曲だという“All I Want to Do Is Rock ”は、今の美メロ系とは少しムードが違って、素直にビートルズかオアシスのファンだとわかる1曲。そこからここまでていねいに自分達の音楽を紡いできたのだと思うと、感慨深かった。そして“Turn”でいったん終了後、アンコールはフラン一人がアコギで、ステージ前に登場。完全にオフマイクの“ Flowers in the Window”を。 寄り添うような客席合唱がまた沁みる。
画像





















“Magnificent Time”は、新作の中でもとりわけハッピーな曲だけど、フランが両手を挙げて振付指導を。いや〜、とにかく楽しいし、振りは何となくでも出来るんだけど、「Magnificent」って単語、実際歌ってみると発音しにくいね。

そして最後はまたすぐに逢おうね、というコメントに続いて「雨歌」で締め。思いきり歌って4人が出てきてお辞儀をして幕、と思いきや、突然あのテーマ曲に乗ってゴジラが登場咆哮とともにステージのビル群や機材をなぎ倒していく。それにギターを振り上げて叩いたり対抗しつつも、逃げていくフラン達。そして皆が去った後も残らず破壊して終了。予想外のエンディングにもう大笑いだった

ビル群を壊すゴジラにギターで応戦中
画像












破壊終了?
画像












来日公演の最後というだけでなく、ワールド・ツアーの最終日でもあったので、セットも用済みだからだろうか。その割にはめちゃくちゃに壊すというより、あとかたづけも考えてか、手加減しながら倒してたような…これまでの定番曲と最新作を織り交ぜた1時間40分少々…とまとめてしまうにはあまりに楽しく、心温まるひとときだった

このところcatfish & the bottlemenが大阪公演だけキャンセルになったり、struts はボウイのカバーを東京だけやったり、 「大阪で泣く」パターンが続いてたので、それでなくても濃いショウだったのに、予想外の大阪スペシャルには、久しぶりにスカッとしたよ。本当にありがとう

TRAVIS OSAKA SETLIST FEB.17, 2017

1.Everything at Once
2.Sing        
3.Selfish Jean
4.Writing to Reach You
5.Love Will Come Through           
6.Driftwood
7.Animals
8.Re-Offender
9.Side
10.Where You Stand        
11.Moving
12.Paralysed  
13.Closer   
14.All I Want to Do Is Rock
15.Turn

Encore:
16.Flowers in the Window (Acoustic)
17.My Eyes
18.Magnificent Time
19.Why Does It Always Rain on Me?

★前日の2/16、名古屋での“Flowers In The Window”も公開中。

★フランはフランツ・フェルディナンドのアレックスグランダディ、バンド・オブ・ホーセズ、ミッドレイクのメンバー達による新グループBNQTでも活動中。新曲 “Restart”を含むアルバムは4月リリースって、忙しいねえ。


エヴリシング・アット・ワンス(デラックス)(初回限定盤)(DVD付)
Hostess Entertainment
2016-04-29
トラヴィス

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by エヴリシング・アット・ワンス(デラックス)(初回限定盤)(DVD付) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


記事へトラックバック / コメント


2月12日THE STRUTS @心斎橋 soma

2017/02/16 11:37
70年代初めのグラムロック風メイク に、若きフレディ・マーキュリーがチラつくようなルークのヴォーカル。ストーンズやガンズ、モトリー・クルー等々とツアーしたのも納得の王道ロックンロールぶり。昨夏の初来日サマソニは、気になっていたものの、11時と早い時間の登場で、結局見れずじまいだった

なので、単独来日時は逃すまいと思ってたけど、東京・大阪とも最小のハコだけにしっかり完売 会員先行でも最前柵は無理な整理番号だったので、満杯のキツさを避けて後方の高台柵へ。somaによるとスタンディングのキャパ360人ってことだけど、実際はもっと居たかも。
画像














デビュー作の日本盤「エヴリバディ・ウォンツ」 のボーナス・トラックには、サマソニのライヴ音源とか、“Kiss This”のアコギ・ヴァージョンとかそそられ曲もあったけど、決定打はクイーンの“We Will You Rock You ”のカヴァー。思わず皆と一緒にズンズンチャ!している自分が浮かんで即買いしてしまった。果たしてこのライヴでそれは現実化するのか

開演直前、ゲイリー・グリッターの“Hey Song”のビートで気分もノッて来たところで、いつもより1時間早い午後6時。Everybody wants THE STRUTS! の声に続いて、 “Put Your Hands Up”からスタート。さっそく手拍子と合唱で盛り上げつつ、途切れることなく“These Times Are Changingへ連なっていく。さらにストロークスを彷彿とさせる“Could Have Been Me” 。小気味よくてポップな王道ロックンロール連打は、めちゃくちゃ気持ちいい ステージの高い段に上がり、時に天井に届きそうに乗り出して歌うルークは、アリガトー!ダイスキを連発でグイグイ客を引き込んでいく。特にヘイ!なんて掛け声を入れて煽る時の感じは、本当に見た目の雰囲気だけじゃなくフレディに似ていて、もし、本気でクイーンの曲をやったら?と妄想しそうになる。

画像

画像




















そしてファンからもらった日の丸を掲げたり、衣装も着物風に替えたり、コール&レスポンスを煽ったりとあれこれ楽しませてきたルークが終盤に語り出した。

「楽しんでる? あんまりうまく歌えなくてごめん。今日は声の調子がクソ悪い shitって意味わかるよね? 今日は日本で初めてのヘッドライン・ショウ。英国に居た時からここに来るのを夢見てた。ここに来れて光栄だよ、ありがとう」と謝辞を述べた後は オーイェーのレスポンスもバッチリの“Put Your Money on Me”で本編終了。(その時の様子がYou Tubeにも。)

日の丸掲げてるのを遠くから
画像












しばらくすると、ドラムのビートに乗って、アダムのヘヴィなギターのリフと、ヘイ!ヘイ!の掛け声と共に再登場。メンバー紹介から始まったアンコールは“Where Did She Go”だ。途中、これがラストソング、の一言にはもちろん皆でブーイングしたのだが、その後、ルークが「下がって、しゃがんで」、と指図するので何かと思えば、 「音楽が始まったら合図でジャンプ!」 。その昔スリップノットのライヴで初体験した客席参加スタイルも、最近はいろんなアーティストがやってすっかり定着してる。そしてイエー!3回の後ジャンプで、興奮のうちに70分のショウは終わった。

生で聴いたアルバムの曲が本当にどれもよく出来た、ライヴで盛り上がる作りなのをあらためて体感出来たものの、“We Will Rock You”の他にもボウイの“Rebel Rebel”や、T. Rexの“Get It On”等々、お似合いと言えそうなカヴァーをやってきた彼らだけに、結局そういうお楽しみが何もないまま終わってしまったのが少々残念なところ

まあ、観てる方は全く気にならなかったけど、ルーク自身は声の調子がよくないって言ってたから仕方ない。その分、翌日の東京ではしっかり“Rebel Rebel”をやったというから羨ましすぎる

それでも自分達が70〜80年代に聴いたクラッシックなロックン・ロールのカッコ良さを、今時こんなにまっすぐに、濃縮して受け継いでいく連中がいるのだと思うと、この先どんな風になっていくのか、本当に楽しみ。これも近いうちに「小バコ伝説」になるかもね。

このチラシも近いうちにレアものになるか?
画像















THE STRUTS OSAKA SETLIST FEB.12, 2017

1.Put Your Hands Up
2.These Times Are Changing
3.Could Have Been Me
4.The Ol’Switcheroo
5.Kiss This
6.Young Stars
7.Roll Up
8.Dirty Sexy Money
9.Let's Make This Happen Tonight        
10.Put Your Money on Me

Encore:
11.Where Did She Go

エヴリバディ・ウォンツ
ユニバーサル ミュージック
2017-02-03
ザ・ストラッツ

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by エヴリバディ・ウォンツ の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


記事へトラックバック / コメント


2月2日 JEFF BECK @グランキューブ大阪

2017/02/09 02:35
考えてみると、JEFF BECKは、2014年のツアー以後も毎年来日してくれている。2015年はBLUE NOTE JAZZ FESTIVALのついでに大阪公演も。続く2016年は、 「ジェフ・ベックとジミー・ペイジが日本初共演!」と言っておきながら、ジミー・ペイジがギターを弾かず、返金問題になった「CLASSIC ROCK AWARDS」 出演で、東京・両国国技館に。

そして、今回はイベント出演ではなく、デビュー50周年にして、6年ぶりの新作「Loud Hailer」 を引っさげてのジャパン・ ツアーということで、1/25の横浜から、東名阪はもちろん、仙台や盛岡、広島、福岡と全国しっかり縦断。ここ最近はすっかり歌もの比重が増えたとは言え、来日中のインタビューでも、ファンのことを考えたセットリストにすると明言してて、ご機嫌も良さそうだ

で、久々にグランキューブに来たら、4列めならまずまず?と思いきや一番右端席でかなり見にくい2014年がアルカイックやフェスの1、2列めとか、とんでもなく良かったことを思うと、せっかくステージ撮影がOKなのに、限りなく遠い感じ。ウドーの先行はたいてい良席なんだが、前日のJOURNEYが2列めと良かった分、追いやられたかも。

定刻を5分ほど過ぎると、ヴォーカルのロージー・ボーンズ嬢が登場。拡声器を持って、新作「Loud Hailer」同様に、 “The Revolution Will Be Televised”のフレーズを聴かせながら、客席からステージ前を歩いて袖へと消えていった。意外なほど客との近さを感じさせてくれるオープニングにワクワク 続いていつも通り黒ずくめのベック御大は、何てことなく“Freeway Jam”を弾き、軽快なインスト“Lonnie on the Move”を挿んでロージーが前に出て踊りながら歌う“Live in the Dark”へ。“You Know You Know”ではロンダ姐さんがバキバキのベースを聴かせ…と流れてきたセットの空気を変えたのは熱血ヴォーカル、ジミー・ホール。“Morning Dew”“A Change Is Gonna Come”と。ステージの端まで行っては煽り、歌詞にオーサカや、ジェフリーを織り込み、相変わらず「クサイほど頑張るおっちゃん」キャラ炸裂
 
そして“Big Block”に“Cause We've Ended as Lovers”と、いつものベック・インスト・モードに戻った後、ロージー再登場。 “Scared for the Children” では座って歌う彼女に寄り添うように、とりわけ優しいトーンで弾いていたのが印象的だった。新作のことをジミヘンみたいな感じ と言っていたけど、この曲なんか正にそうだ。

再度のジミー登場曲、“Little Brown Bird ”では、ジミーのハーモニカと、ギターの掛け合いをねちっこく聴かせてくれ、そしてあのスティーヴィー・ワンダーなイントロから手拍子が起こる“Superstition”で盛り上げ、“Right Now”でいったん終了。

後方でずっと目立たなかった新ギタリスト、カーメン・ヴァンデンバーグ嬢だけど、アンコールでようやく前方に出て、ベックと二人“Pork Pie Hat”を。そこから“Brush with the Blues”へ。アンコールでは立とうと決めてたのだけど、このノリは無理だなあと思ったら、最後は“Going Down”でやっと総立ち!ダウン、ダウン叫びまくってようやくスッキリした。

最新作の歌もの、いつものインスト、ブルース、「恋人たち」等々、人気曲もしっかり入れて、曲によっては少々粗い演奏もあったとは言え、とてもバラエティに富んでいるのにソツなくまとまった、どこから切っても楽しめるようなセットだった。ギターはいつもの白いストラトのリバースヘッドがほとんどだと思うけど、1曲、四角い缶みたいなギター使ってるのを初めて観た。後から聞いたら、あれは「オイル缶ギター」で、やってた曲は新作の“O.I.L”って、そんなシャレ 含みだったのね。

ツイッターで見つけた写真、拝借すみません
画像
















端席からガラケーにて、遠い
画像





















とにかく、もう何をどうやっても、72歳なのに余裕でカッコいいとしか言えない域にいるベック先生、最後にメンバー紹介をして、「オオサカ、呼んでくれてありがとう。2,3日したら、また逢おう」って、今回は今日1日だけと思ってるのに、最後の尼崎公演に誘惑する一言を残して消えていった。時間にして1時間45分。

で、皆が去った後も、一人だけステージ前に残って延々ファンと握手をしていたのがジミー・ホール。もうお帰りモードだった私も、思わずダッシュ何と、私の帽子を見て、 「I Like your hat」と言いながらしっかり握手してくれた 正直、これまでの来日では熱すぎてウザいと思うことも多々あったのだけど、いい人なんだな。ごめんなさい

今回は等身大パネルの写真撮影コーナーも。
画像






















これでデカさがわかるかな
画像





















JEFF BECK OSAKA SETLIST FEB.2, 2017

1.The Revolution Will Be Televised *(=Rosie Bones on vocal)
2.Freeway Jam
3.Lonnie on the Move
4.Live in the Dark * 
5.The Ballad of the Jersey Wives *
6.You Know You Know
7.Morning Dew ◎(=Jimmy Hall on vocal)
8.A Change Is Gonna Come ◎ 
9.Big Block
10.Cause We've Ended as Lovers
11.O.I.L. (Can't Get Enough of That Sticky)*
12.Thugs Club * 
13.Scared for the Children * 
14.Beck's Bolero
15.Blue Wind
16.Little Brown Bird ◎
17.Superstition ◎
18.Right Now * 

Encore 1
19.Goodbye Pork Pie Hat〜Brush with the Blues
20.A Day in the Life

Encore 2
21.Going Down *◎

★この後2/7の尼崎では、ジミヘンの“Little Wing”に加えて何とヤードバーズの“ Over Under Sideways Down”までやったとのこと。やっぱり行くべきだったか
で、週刊朝日の来日インタビューでは「次はトランプをネタにしてアルバムを作るよ(笑)」などと。さて、いったい次は何をやらかしてくれるやら


ラウド・ヘイラー(スペシャル・エディション)
ワーナーミュージック・ジャパン
2017-02-01
ジェフ・ベック

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ラウド・ヘイラー(スペシャル・エディション) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


記事へトラックバック / コメント


2月1日 JOURNEY @大阪城ホール

2017/02/06 17:17
70年代後半から80年代前半までのJOURNEY全盛期は、ホントによく聴いた。78年の「Infinity」に収録の“Wheel in the Sky” (当時は「銀河の翼」なんて邦題がついていた)が好きで、ラジオによくリクエストもしていたし、1979年 4月の初来日から、80、81、82、83年と毎年の来日公演にも欠かさず通った。

83年の「Frontiers」以降はすっかり遠ざかり、近年の再結成にもずっと興味なしだったのが、たまたま観た2012年のVOICE OF AOR のライヴでジャーニーの曲に意外なほどテンションが上がる自分を再発見。その時のヴォーカル、スティーヴ・オージェリーもなかなかだったが、今のアーネル・ピネダがまた思いきりスティーヴ・ペリーしてる。「Escape」から35周年の今年、久々の再会を決めた。

厚年大ホール、万博ホール、フェスティバルホール、府立体育館と大阪公演を観てきた中で、今回が一番でかい城ホール。だいじょうぶかと心配するまでもなくグッズ売場も大盛況。「Glee」以降の新世代ファンも多そうだ。
画像





















そして中に入ると、翼のバックドロップ。アリーナ横使いってことで席は左寄りではあるものの、2列め画像













定刻の7時に客電が落ち、壮大な宇宙を思わせるインストに続いて“Separate Ways”のイントロが。もちろん総立ちの客席から手拍子が起こり、“Be Good to Yourself”“Only the Young”と次々と曲をたたみかけていく。 生で観るアーネル君は、スティーヴ・ペリーの系譜を受け継いだヴォーカルも力強いけれど、まるで若手パンク・バンドのヴォーカルの如く、小柄な身体で思いきり跳ねまくって歌い、ステージの端まで人なつっこい笑顔を振りまく姿は、 「全力小僧」と呼びたいほど。とても49歳には思えないこのエネルギーでジャーニーは確実に若返ったのだと納得した。

画像












“Any Way You Want It”まで突っ走りモードだったのが、ようやくひと息ついてゆったりしたのは、 「皆をサンフランシスコに連れて行くよ」と始まった“Lights” 。客席の皆の携帯やライターの光が揺れる図も壮観な中、ウォウウォ〜オオオの合唱もバッチリだ。ニール・ショーンのギター・ソロを始め、それぞれのソロ・パートもダレない程度に織り込み、終盤は大興奮の3連発!“Wheel in the ky”日本のファンへと歌われた“Faithfully”から “Don't Stop Believin'”へと、叫びまくりが止まらない。

アンコールは、今年は「エスケイプ」から35周年。今まで日本でやったことがなくて、ニール・ショーンのママがお気に入りの曲、という紹介と共に始まったのが“ La Raza del Sol” 。ジミヘンの“Third Stone from The Sun”みたいなリフも織り込みながら、サンタナ風のインプロビゼーションをグイグイ展開。後から調べたら、元は日本盤シングル「時の流れに(Still They Ride )」のB面で、1月に出た「エスケイプ 35周年記念デラックス・エディション」に収録された激渋曲だった。そして最後の“Ask the Lonely”まで1時間40分少々。80年代のスーパー・バンドながら、当時の興奮を裏切ることなく再現し、懐メロ臭なく頑張っているのは頼もしい限り。

画像


画像





















アーネル君の加入は、そのまま映画『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』に描かれたほどのシンデレラ・ストーリーだけど、たとえ色褪せない名曲が数多くあっても、紆余曲折の中で彼らにバンドを続ける強い意志がなければ、彼にも出逢わなかっただろうし、今日ここで観ることなど出来なかったのだと、改めて実感した。

そしてこの後、2/7の武道館では「世界初!『エスケイプ』『フロンティアーズ』完全再現ライヴ」があって、それは羨ましい話なのだけど、ウドーのHPでさらに羨ましい物を発見。この日来場者限定配布の特製カイロが、 「寒さからエスケイプ」って いや〜、このベタなアイデア、80年代の香りプンプン。その昔、カトリーナ&ザ・ウェイヴスの宣伝で、カトリーナ、蚊とり〜な、で蚊取り線香もらったのを思い出してしまった。

JOURNEY OSAKA SETLIST FEB.1, 2017

1.Separate Ways (Worlds Apart)
2.Be Good to Yourself
3.Only the Young
4.Neal Schon Guitar Solo
5.Stone in Love
6.Any Way You Want It
7.Lights
8.Jonathan Cain Piano Solo
9.Open Arms
10.Who's Crying Now
11.Chain Reaction
12.La Do Da
13.Steve Smith Drum Solo
14.Neal Schon Guitar Solo
15.Wheel in the Sky
16.Faithfully
17.Don't Stop Believin'

Encore:       
18.La Raza del Sol
19.Ask the Lonely




ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン [ ジャーニー ]
楽天ブックス
発売日:2016年11月09日 キングレコード


楽天市場 by ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン [ ジャーニー ] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



記事へトラックバック / コメント


1月4日 デビュー50周年  THE DAY OF THE DOORS (ドアーズの日)

2017/01/31 01:10
今や1年365日、毎日必ず何らか「○○の日」があるわけだけど、今年新たにロサンゼルスで「ドアーズの日」が。

ドアーズのデビュー作「The Doors(邦題:ハートに火をつけて)」が1967年の発売からちょうど50年を迎えた2017年1月4日、ロサンゼルスのヴェニスでロビー・クリーガーとジョン・デンズモアを交えた記念イベントの様子が「The Day Of The Doors - 50th Anniversary Celebration - Venice Beach, CA 」ということでダイジェスト動画に。




建物の壁に描かれたジム・モリソンのイラストや JIM MORRISON BLVD.の標識もある街に、思い思いにアルバムのジャケットを掲げ、ドアーズTシャツを来たファンが集結し、ロサンゼルス市議会議員マイク・ボーニンが「ロサンゼルスは1月4日をザ・ドアーズの日にする」と宣言

すっかりおじいちゃんになったロビー&ジョンだけど、当時メンバーが居たアパートのこともよく憶えてて、「2部屋あって海が見えて月に75ドル。そこから「オリビアのカフェ」に通って出来たのが“ソウル・キッチン”で、ジムがテレビも電話もない部屋の屋根に上がって…と回想し、ロビーが“Moonlight Drive”のスライドギターを鳴らし、この日のために作られたdoors のネオンサインが点灯。観客と一緒に“L.A.Woman”のフレーズを合唱して締め。他にどんなことがあったのかはともかく、ドアーズ&ジム・モリソン伝説の語り部、故レイ・マンザレクがいたら、もっとド派手なイベントになっただろう。それでも残る2人、ロビー&ジョンにとっても、後追いのファンにとっても、50年以上経ってなお、ロサンゼルスのヴェニス・ビーチ「ドアーズが生まれた場所」として語り継がれていくんだなあと、しみじみしてしまった

で、これまでさんざん蔵出し音源やら、リイシューのベスト盤やらを出しまくってきたドアーズなので、イベントだけで終わるはずはなくて、デビュー作「The Doors」の発売50周年を記念した豪華版、3CD+アナログレコード仕様の「50thアニヴァーサリー・デラックス・エディション」が3月末に発売に。

その中身は

DISC 1. 「THE DOORS」のオリジナル・ステレオ・ミックス

DISC 2.「THE DOORS」のオリジナル・モノ・ミックス(初CD化)

DISC 3. 1967年3月7日のマトリックスのライヴ(2008年の発売時とは別で、近年発見のオリジナル・マスターテープによる)

LP:「THE DOORS」のモノ・ミックス(リマスタリング)

その他、12インチサイズのハードカバー本も付いて、レアなもの、あるいは初出の写真や詳細なライナーノーツ掲載。

★この写真だと本はわからないけど
画像














ドアーズのファンを名乗りつつも、ハコものの類は2013年にレイ・マンザレクが亡くなった直後に出た「ドアーズ・シングルス・ボックス」
以来買えてない。音的には未発表ヴァージョンとかはなく、曲の中身は変わらずにステレオとかモノとか、マスターテープ違いとか、あくまで音質の差みたいだから、買っても聴き込んだりせず、じきに骨董品的お宝の扱いになりそう。とは言え、本の中身は気になるし、ここはやっぱり50周年記念のご祝儀として買うべきか とにかく「ドアーズ50周年」は始まったばかりだから、まだまだこれからいろいろと出そうな予感。 「ハートに火をつけて」というより、早くも財布に火

★Spotifyでは早くもライヴ盤から「Break On Through (To The Other Side) (Live At The Matrix, March 7, 1967)」を先行配信中。詳しくはamassのニュースで。

記事へトラックバック / コメント


1月22日 BLOSSOMS @ 梅田クラブクアトロ

2017/01/25 19:10
本当なら今年のライヴ事始めは10日のCATFISH & THE BOTTLEMENだったけど、何と、フライトの都合で大阪公演だけ が中止に 思い返せば、2015年のフジロックでは、パンフレット原稿を書き、当日ライヴ・レポ担当だったのが苗場へ出発の前日になって出演ドタキャン

で、今度こそ!と気合い入れてたのが2度も泣かされるとは 年の頭からこれだと今年のライヴ生活も波乱の予感…。

★今年初クアトロ、ホントならCATFISHだったんだが…
画像





















そんな気分をバッチリ仕切り直してくれるはずのブロッサムズ。ストーン・ローゼズのマンチェスター公演のサポート・アクトとか、デビュー作「BLOSSOMS」 全英アルバム・チャート初登場1位 とか、UK好きならほっとけない要素てんこ盛りの彼ら。今日は日曜で開場も早かったけど、それなりにお客も埋まり、無事にクアトロで最前待機。

そして、きっちり定刻に登場した5人の中でも、ヴォーカルのトムのすらりと脚長なカッコよさに眼を奪われつつ “At Most a Kiss”でスタート。 「偉大なポップ・バンドになりたい」と言うだけあって、すごくキャッチ―な曲揃いの彼らだけど、やっぱりライヴだとグッと骨太な感じで展開して、中盤は、トム一人がステージに残ってのアコギのコーナーに。ところが、 “My Favourite Room”の歌詞を忘れて、えーっと2番は何だっけとステージ袖のスタッフやら、観客に何度も聞きまくり、歌詞検索してたらしい外国人ファンやら、憶えてるファンが叫んで返したりして何とか歌い終えることに。

★トムwith アコギ
画像





















★左寄りに立つギターのジョシュは、一人コカ・コーラを飲んでた。
画像






















今年初めてのショウだと言ってたから、単なる度忘れなのか、わざとボケてくれたのか。とにかく和んだ日本独特の曲間の静けさにも、ちょっと戸惑ってのたかも。全体にマンチェ出というわりにはそつなくポップにまとまってるかと思ってたけど、後半はパワフルなドラムも炸裂して、最後はやっぱり“Charlemagne”で盛り上げ締め1時間少々の短いセットの分、もっと聴きたいと思わせる期待と余韻をたっぷりと残してくれた。次はもっと大きなハコで観ることになりそうだ。

★アンプのそばに乗ってるトムお面
画像





















それにしてもバンドのツイッターでもメンバーのイラストがあふれかえってるし、この日もメンバーの顔写真を拡大したお面ボードを持ってる人が居て、その愛されぶりにも和むことこの上なし。私もその昔、学生時代には漫画も描いたりしてたけど、何か絵描き系の人間を惹きつけるオーラがあるのかな

BLOSSOMS OSAKA SETLIST JAN.22, 20177

1.At Most a Kiss
2.Blow
3.Cut Me and I'll Bleed
4.Getaway
5.Blown Rose
6.Fourteen
7.Smashed Pianos
8.Honey Sweet
9.Across the Moor
10.Misery
11.My Favourite Room
12.Texia
13.Polka Dot Bones
14.Deep Grass
15.Charlemagne
記事へトラックバック 0 / コメント 1


2016年間ベストライヴ その2:MORRISSEY 10月2日 @ IMPホール

2016/12/31 18:29
続いてこれもベストライヴ選出からもう1本、モリッシー。実は公演直後に書きかけて放置していたので、ここできっちり。

「UKロック界孤高のカリスマ、モリッシー、4年半ぶりとなる待望の来日公演が決定!」

な〜んて聞いても全然信用できないのは前回同様で、直前まで発券せずにいたのだけど、横浜ベイホールと大阪は見事に完売!そりゃもう、みんなこれを逃したら次はいつ観れるかわからないってわかってるからだけど、案の定、大阪の前、横浜を前日になってドタキャン。東京2日、横浜と3日連続の日程ががきつかったかのなあと思いきや、クリマンのお詫びページを見ると、ステージのセッティングが希望どおりじゃないから、みたいな何だかすっきりしない理由。大阪は予定通り、ってあるけどだいじょうぶなのか?と行ってみると、グッズの先行販売も大盛況。無事開場していつもならホールへダッシュ!なのだけど、その途中のロビーに飾られた一面のパネルや旗にびっくり!モリッシーの写真やイラストで「肉食反対」「完全菜食主義」等々、動物を殺さない、アニマルライツ(動物の権利)の啓発メッセージで埋め尽くされてた。

前回2012年のZEPP なんばでも、鶏とか殺処分される映像をバックに“Meat is Murder”をやって、それはかなり強烈だったけど、今回はステージ以外にここまでやってるとは思わなかった。


そしてもう一つ前回と違うのは、いつもは平坦で何にもないIMPの床に全席指定で椅子がセッティングされてるってこと。開演の30分くらい前からプレショウとしていろんな映像が流れることがわかってるだけに、椅子に座ってのんびり待っていられるのはやっぱりラクだ席に着くと、すでに最前の人達が立ってステージ前に張り付いてて、その後ろにも押しかけてる人も多数。私も行きたいなあと思ったけど、結局最前の人達以外は席に戻されてた。

画像












で、午後6時半。ラモーンズのライヴから始まって、ピストルズとか、彼の好きなニューヨーク・ドールズとかの映像で徐々にテンション上げ、オペラのような歌声と観客の悲鳴が混じり合ったところで黒シャツのモリッシー登場
そして、開口一番、 「オオサカ、ワイルド!」出たー!詩人オスカー・ワイルドにひっかけたこの挨拶、4年前とおんなじだあ

"Suedehead”でスタートするとさっそくI'm so sorry の合唱。さらに続くビヨ〜ンなイントロに大歓声のThe Smiths曲“How Soon Is Now?”へ。次の“I'm Throwing My Arms Around Paris” ではフランス国旗の赤青白が背景だったり、“Kiss Me a Lot”では一面にマリリン・モンロー風な女性だったり、曲ごとに映像に凝っているのも相変わらず。

画像












横浜ドタキャンのこともあってか、大阪に来させてくれてありがとう!みたいな挨拶もし、マメに最前のファンと握手もし、最新作(と言っても2014年だけど)の「ワールド・ピース・イズ・ノン・オブ・ユア・ビジネス-世界平和など貴様の知ったことじゃない」の曲も交え…と健在ぶりを示すには十分なセット。

それでもやっぱり肝は“Meat Is Murder”だ。東京ではやらなかった日もあるし、横浜ドタキャンもこの曲が関係していたとかいう話も後で聞いた。

スクリーンに「肉は殺人です!」の日本語がドーンと出て、動物や魚などの殺処分のシーンが延々流れるのだけど、モノクロの前回と違ってカラーでけっこうエグかったこの曲が1985年のスミスの2作目でお目見えしてからはや30年以上。スミス解散からソロ活動で紆余曲折を経て、時にレーベル契約も危うい時期もあったし、自らのガンさえも「死ぬ時には死ぬ」と開き直りつつ活動中の現在まで、このブレの無さには脱帽だ。

画像












“Everyday Is Like Sunday”で殺人の後にちょっとの和みの日曜日、そして、世界平和なんて〜で引き上げたので、今日はシャツも脱がないなと思ったら、再登場でシャツを脱ぎ、ちょっとやけくそモードなラモーンズのカバー“Judy Is a Punk”をジャカジャカやってあっけなく終了。余分なものゼロでスパッと終わった感の彼らしいライヴだった。

私は鶏肉も大好きだし、人間は偏りなくいろんな栄養を摂らないとむしろ病気になると思うので、全面的に「肉は殺人」に賛成ってわけじゃない。でも、あくまで初志貫徹な彼の熱量が、以前よりもずっと増えていることは何より嬉しかった。だからこそ長年のファンは彼から離れない。

MORRISSEY OSAKA SETLIST OCT.2, 2016

1.Suedehead
2.How Soon Is Now? (The Smiths)
3.I'm Throwing My Arms Around Paris
4.You're the One for Me, Fatty
5.What She Said (The Smiths)
6.Ganglord
7.Speedway
8.Kiss Me a Lot
9.Istanbul
10.Ouija Board, Ouija Board
11.Jack the Ripper
12.The Bullfighter Dies
13.First of the Gang to Die
14.Meat Is Murder (The Smiths)
15.Everyday Is Like Sunday
16.The World Is Full of Crashing Bores
17.Alma Matters
18.World Peace Is None of Your Business

Encore:
19.Judy Is a Punk (Ramones cover)
記事へトラックバック / コメント


2016年間ベストライヴ その1:PATTI SMITH

2016/12/31 18:28
先の「CROSSBEAT YEAR BOOK 2016-2017」の中で選出&寄稿したライヴの中から、ここにも詳細を残しておこうと思う。とりわけパティ・スミス師匠は、書いておかないと年を越せない気がするから。

アレン・ギンズバーグ生誕90年ということでパティ&フィリップ・グラスのコラボ・トリビュート「THE POET SPEAKS ギンズバーグへのオマージュ」の公演を6/4に東京で。そして6/9にビルボード大阪でも昼夜2回公演、と合計3度のステージを観た。その詳細は「ロックジェットvol.66」に全力で書かせてもらったが、ここは特に強烈だった6/9のライヴから以下、一部抜粋。

      ★★★★

PART 1) 6月9日(木):ビルボードライブ大阪 1st show 14:00

「パティ・スミス、6月9日、ビルボードライブ大阪公演が決定―」というニュースを知ったのが、今年4月1日のこと。「パティ・スミス、アコースティック・コンサート with ジェシー・パリス・スミス and レニー・ケイ」 そんなクレジットを見ても、一瞬わけがわからなかった。バカ高い料金とお食事でおすまししたような客ばかりのビルボード大阪で?ギターのレニー・ケイはともかく、パティの娘ジェシー・スミスと、ジェシーとチベットのミュージシャン、テンジン・チョーギャルって誰?

いや、これはエイプリル・フールのネタなんかじゃない。大雪の仙台を皮切りに、東日本大震災の募金を募りながら、広島や金沢など、日本全国をツアーした2013年1月以来、3年ぶりの師匠来日ではないか!というわけで、後から決まった7日の東京公演は無理でも、大阪は何としても最前で見たい!とビルボードの法人会員の友人を頼って優先予約をし、何とかこの日のお昼2時の回は整理番号ひとケタをゲット予定通り最前やや左寄り、4人掛けテーブルに張り付いた。ここのステージは低く柵もない。まるでテーブルの荷物置き場の如くぴったり接しているので超至近距離で観ることが出来るのだ。

午後2時、まずはジェシ―とテンジンによるオープニング。東京すみだの公演では広くてステージも遠かったので、何となくふわふわ漂っているかのようにしか聞こえなかったジェシーの声も、この近さだとより柔らかくはっきりと、そして力強いテンジンの歌声はさらに伸びやかに響く。終盤には客席合唱や手拍子も起こり、場内もとてもいい雰囲気に。

そんな20分少々のセットが終わると、ほどなくして「ハロー、エヴリバディ!」と大歓声と拍手の中、パティが登場。 「ナイス・トゥ・ビー・バック・トゥ・オオサカ!」の声に続いて、温かな手拍子と共にレニー・ケイのアコギ、そしてジェシ―のピアノで“ダンシング・ベアフット”からスタート。今回の来日に関わったスタッフに感謝の言葉を述べた“グレイトフル”を挿んで、 「今年はデビュー作『ホーセス』から40年で、レニーとはもう45年も一緒にやってるの」なんて言いながら、“レドンド・ビーチ”に行こうとしたものの、なかなか歌に入るタイミングがつかめないパティ。あ〜、私が悪いわね。でもお昼2時からのショウだし、とやり直し。すみだでもマイクを落としていたし、まだ時差ボケモードだとしても不思議はない。

3.11や先の熊本の地震の被災者に捧げた“ウィング”に続いて、東京でフィリップ・グラスも交えてアレン・ギンズバーグ生誕90年のショウをしたことを説明しつつ、一番ポピュラーな詩を、と「〈吠える〉への脚注」を。すべての単語がHolyを冠して連打される中で、しっかり「Holy OSAKA!」の1行に歓声が上がる。そのパワーに客席からは「ホーリー・パティ!」の声が。いや、まったくその通りだ。レニーがギターのストラップの装着に少し手間取ったかなと思ったら、何と4月に急逝したプリンスの“ビートに抱かれて”が。と言ってもただの追悼カバーじゃなく、間奏部分からは詩の朗読を織り込み、熱のこもったパフォーマンスに替えてしまうのはさすが。続いてウィリアム・ブレイクについての“マイ・ブレイキン・イヤー”、モハメド・アリに捧げた“南十字星の下で”、さらにエイミー・ワインハウスを歌った“ディス・イズ・ザ・ガール”と、とにかくどの曲も誰かに捧げて披露されていく。そして、今日6月9日は友達のジョニー・デップのバースデーなの、と始めたのは“ピッシング・イン・ア・リヴァー”。 パティにしては珍しく紫の靴を履いていて、マンハッタンみたいとか言ってたけど、ジョニーのセレクトらしい。

その曲が終わると、「タイムズ・スクエア」の曲だ、と客席からの声が。そう、81年の青春映画「タイムズ・スクエア」で使われた曲だ。「あ〜、忘れてたわ。自分達の曲が映画で使われたのはこれが初めてだったわね」とパティ。私も当時映画館で見たっけ。音楽大好き家出少女が、やりきれない気持ちのシーンで使われていたのを思い出した。だけど皆もよく覚えてるなあ。そして本編のラストは、大合唱の“ビコーズ・ザ・ナイト”。大歓声のうちにいったん引き揚げ、アンコールではお客も皆立って出迎え、再登場したと思ったら、誰かギター弾ける人は?と客席にギタリスト募集を。

ニルヴァーナTシャツの男性が名乗りを上げ、1コードしかない難しい曲よ、とはじまったのは“バンガ”。 皆で手拍子と拳を振り上げて、もうワォワォ、犬の遠吠え大会で叫びまくる。「皆寝静まったオオサカの通りに…」とパティがちょっと「スリラー」風な詞で締めた後は、ジェシ―、テンジン、全員揃っての“ピープル・ハヴ・ザ・パワー”! ところが手拍子がいつものズンチャチャ、ズンチャに変わり、盛り上がってきた終盤、I believe everything we dream can come to pass through our union の一節が気に入らないのか、やり直す一幕も。最後の最後「PEOPLE HAVE THE POWER」のフレーズに続いて、「DON'T FORGET IT USE YOUR VOICE! オオサカ!」と叫んで終了。時計は午後4時前を指していた。2時にスタートして2時間近く。ビルボードの2回公演とは思えないほどの濃さでいったん退場。幸運なことにセットリストももらうことが出来た。

PART 2) 6月9日(木):ビルボードライブ大阪 2nd show 20:30

さて、2回目のショウは午後7時開場、8時半開演。受付開始まで周辺をうろうろしつつ、軽く食べたりしながら時間をつぶし、再びビルボード前に戻ると、この回は完売ということでさすがに昼間より人が多い。整理番号は少し遅かったが、それでも何とか昼間と同じ最前テーブルに。私のように2回とも観る人も多そうだ。そして前回同様、ジェシー&テンジンのセットも「ウタッテクダサイ」と呼びかけての合唱や手拍子が続き、さらに温かい感じに。

そして“ダンシング〜”で同じようにスタートするも、もうパティが登場した瞬間の歓声から、手拍子とすべてが昼の回より遥かに熱い。師匠がハローと言えば、何倍もの大きなハローが返り、「ウェルカム・バック・トゥ・オオサカ!」の声には、何回も来てるけど、ある時レニーがホテルで飲み過ぎて、目が覚めたら警備員に囲まれてたのもオオサカのビューティフル・メモリーね、と大暴露。昨夜は、「1000000人のキャンドルナイト」の西梅田のイベントに行ったらしく、その時の子供たちに、と“ウィング”を披露。昼の回でうまく入れなかった“レドンド・ビーチ”も難なくクリアして、アレン・ギンズバーグの生誕90年に寄せた「〈吠える〉への脚注」、プリンスのカバー、という具合にスムーズに流れていたが、今回はエイミー・ワインハウスに捧げた“ディス・イズ・ザ・ガール”が3回やってもどうもうまく行かない だが、この回の魔法がここから始まった。パティが「ああ、じゃあ違う曲にしましょう!」と言うと、ピアノのジェシーが「え〜、聞いてないわよ」みたいな感じで何か言いつつ、始まったのはまさかの“グローリア”


今回の来日では、こういうロックン・ロール系は聴けないと思っていただけに、ファンも一気に総立ち、狂喜乱舞の大合唱に いきなりアンコールに突入したかのような大騒ぎだ。完全にロックのスイッチが入った瞬間なのはもちろんだが、何よりもたった1曲で空気を変える瞬間力というか、うまく行かないこともたちまち自分の側に全部引き寄せてしまうパティの凄さを目の当りにした。それも今まで何度見聞きして一緒に叫んできたかしれない曲なのに。まだこんな見た事もない「力」があったのだ

その熱気にオオサカ!と叫びまくるパティ。そうして、G.L.O.R.I.Aの1語1語を叫んで締めた後、「何かがうまく行かなくても心配ないわ。何でも違うことをやればいいのよ」と、もうこれ以上はないぐらいの説得力で一言。ジョニー・デップのバースデーに!と続いた“ピッシング・イン・ア・リヴァー”がさらにまた熱く、レニーも叫びまくり!、そしてさらにジェシーの父親、フレッド・ソニック・スミスに!と“ビコーズ・ザ・ナイト” の大合唱。もう神がかりとしか言いようのないパワーで一気に終盤まで突っ走った。まさかビルボードでこんなに血が騒ぐ瞬間を味わえるとは!ああ、今回自分が真に見るべきものとはこれだったのだ、と心が震えた。 

やがてちょっと鼻歌まじりに登場したアンコールは“バンガ”。皆が手拍子と共に吠えまくる中、誰かギター弾ける人いない?の声に応えて、小柄な男性がのっぽなレニーと並んでがんばって弾くことに。「ミステイクが多くてごめんなさい。でもビューティフル・クレイジー・ナイトよ!」と大阪の熱気に笑顔満開の師匠。最後は 「PEOPLE HAVE THE POWER!」と思いきり叫び、かごいっぱいにあった赤いバラの花びらが撒かれる中で終了。熱い手拍子がいつまでも鳴り止まなかった。

6/9 1ST SHOW のセトリ&バラの花びら
画像





















6/9 setlist @ ビルボードライブ大阪 1st show:

1.Dancing Barefoot
2.Grateful
3.Redondo Beach
4.Wing
5.Footnote To Howl
6.When Doves Cry (Prince)
7.My Blakean Year
8.Beneath the Southern Cross
9.This Is The Girl
10.Pissing in a River
11.Because the Night

12.Banga
13.People Have The Power

----------
6/9 setlist @ ビルボードライブ大阪 2nd show:

1.Dancing Barefoot
2.Grateful
3.Redondo Beach
4.Wing
5.Footnote To Howl
6.When Doves Cry (Prince)
7.My Blakean Year
8.Beneath the Southern Cross
9.Gloria
10.Pissing in a River
11.Because the Night

12.Banga
13.People Have The Power

そして1946年12月30日生まれの師匠は 今年めでたく70歳12/10にはボブ・ディラン御大の代理でノーベル文学賞授賞式に出席。ディランの「激しい雨」(A Hard Rain's A-Gonna Fall) を歌い、緊張のあまり…なパフォーマンスを披露。こんな堅苦しい場で直立不動で歌う師匠も初めて見たけど、ミスってもチャーミングというか誠実さがにじみ出てるのが師匠らしい

ああいう場所は決して得意ではなかったと思うのだけど、かつてディランのツアーに同行してライヴに復帰した彼女。きっと憧れであり恩人であるディランのために何かしたくて引き受けたに違いない。






記事へトラックバック / コメント


12月29日 CROSSBEAT YEARBOOK 2016-2017 今年も無事に…

2016/12/30 01:52
毎年参加させてもらってるCROSSBEATの年間ベスト号、何と今年は10月末に〆切で、マニックスのEVERYTHING MUST GO のライヴもまだだし、ストーンズの新作も出てないのに早過ぎるとか思いながら何とか書いて、発売も例年より早い11月末。掲載本もらってもとうてい今年の総括気分じゃなかったのだけど、いよいよ今年もあと…という時期になった。

思えば年明けのボウイ急逝に始まって、プリンスとかいろんな人が亡くなったし、地震や台風の被害も凄まじい1年だったけど、これを書いてる自分自身も、夏フェスに向けて気合い入れるぞー!という時期に入院という大波乱視力が急激に低下していく恐怖の中一時は皆勤の夏フェスも諦めかけたのだけど、フジロックのパンフ、夏フェスの速報号など、何とか復活して今年も無事にこなすことが出来て、本当にやれやれ

そして1年の締め、年間ベスト10、YEARBOOKの今年のアルバム1位は何とビヨンセが!去年のケンドリック・ラマーといい、最近は自分の守備範囲外なところがどんどん上位に来るので、勉強不足感も年々増すばかり。

そんな中でもパティ・スミス師匠やモリッシー、ちょっとおとなしくなってるのが残念なレッチリ等々、書かせてもらった。ちなみにボウイの「★」は、ロックの歴史的には絶対投票すべきだけど、個人的には暗くて愛聴作とは言い難いので敢えて外した。それでも結果は2位。まだこれからボウイ展もあるし、時間が経てば経つほど影響の大きさもわかってくるんだろうな。

それから、本にはない年間ベストの個人的番外編。今年のライヴをふり返ってこんなのを選んでみた。

★今年観たライヴで印象的だったカバー曲5選★

1.Let's Dance (David Bowie) by Adam Lambert
 1/12@なんばHATCH

2.Proud Mary (Creedence Clearwater Revival) by James Bay
3/2@梅田クアトロ

3.When Doves Cry (Prince) by Patti Smith
 6/9@ビルボードライブ大阪

4.Judy Is a Punk (Ramones) by Morrissey
  10/2@松下IMP ホール

5.Message in a Bottle (The Police) by MAGIC!
  12/5@松下IMP ホール

“Let's Dance” は今でもボウイの曲で一番に浮かぶし、リアルタイムでよく聴いていただけに訃報を聞いた翌々日にアダムがやってくれたのが強烈だった。ジェームス・ベイは繊細なシンガーソングライターなイメージだったのが、ライヴでは骨太でちょっと意外なチョイスが楽しかった。そして元々カバーとトリビュートが大好きなパティ師匠は、しっかりプリンス曲をやりながらも、自分の詩を織り込んでの大熱演。前回よりも「肉は殺人」アピールが強烈だったモリッシーは、開演前に流れる映像もまずラモーンズで始まり、最後は自分でジャカジャカ、ラモーンズできっちり締める律儀さ。そしてマジック!は、レゲエ・ポップのバンドなので、ボブ・マーリーのカバーは想定内だったけど、決してゆるくはないポリスのこの曲をしっかりやってくれて好感度アップ!だった。さて、2017年はどんなカバー曲が聴けるのやら。

画像












▲今年原稿無事に書けて本当にな3冊
左から、「最速完全レポート!! フジロック'16」と言うよりはレッチリ特集号、20周年のフジロックのパンフ、年間ベスト10の「CROSSBEAT YEAR BOOK 2016-2017」

CROSSBEAT 2016年の1位はこれ!

記事へトラックバック / コメント


10月12日 KURT VILE & THE VIOLATORS @ 梅田クラブクアトロ

2016/10/17 22:47
去年リリースした「b'lieve i'm goin down…」が、通算6作めというのに、恥ずかしながらカート・ヴァイルのことは全く知らなかった。彼がいたウォー・オン・ドラッグスというバンド名はどこかで聞いたかなという程度。でも、どこか別の目線でのタバコをくゆらせてるフライヤー写真が何とも雰囲気のある感じで、歌もルー・リードっぽかったりする。 「フィラデルフィアの伝説的シンガーソングライター、遂に初来日ってことに素直に煽られて、これは「一見にしかず」と思い、久々のクアトロへ。それでも開場時はガラガラだったので迷うことなく最前へ。さすがにちょっと遠慮して左端寄りで待機。これで大阪がまたお客少ないと2度と観れないところだけど、開演前にはそれなりに埋まって一安心。

やがて7時半を5,6分過ぎて“Dust Bunnies” からスタート。で、次の“I'm an Outlaw”では、ギターがバンジョーに替わり、私の目の前にいたはずのキーボードの彼が向こうでベースを、と1曲ごとにギターやメンバーのパートが入れ替わる。ウェイヴのかかったロングヘアにチェックのシャツ姿のカートは、すぐにそれも脱いでTシャツ1枚に。あのフライヤー写真みたいなアンニュイさはなく、若い頃のイアン・ギランみたいな感じ。歌は確かに脱力系だ。 新作中心のセットをバンドで聴かせつつ、時に々めちゃくちゃへヴィに弾きまくる。途中“He's Alright”“Stand Inside” など一人アコギのコーナーも挿み、本編ラスト“Freak Train”では、キーボードの彼がサックスを披露する中、何か1人増えてる?と思ったら、スタッフらしき男の子が後方でベースを。ソニック・ユースのサーストンや、ダイナソーJr.のJ・マスキスがファンを公言するのも大いに納得のノイジーなギター弾きまくり、さらにアンコール3曲で終了。静と動、緊と緩が絡み合う、なかなかに濃い時間だった。

マタドールからアルバムをリリースとか、ピッチフォークの「ベスト・ニュー・ミュージック」獲得とか、USインディー好きならほっとけない語群で彩られたキャリアのカートだけど、当人はホントに飄々としたオーラの人。後から読んだQeticのインタビューではBECKに影響されてて、「Mellow Gold」が大好きと言ってたので、ルー・リードのような詩人系脱力モードじゃなくて、そっちだったかと再度納得。BECKとくれば、この先さらにいろんな顔を見せてくれるのかもしれない。また一人楽しみな人が増えた。

ちなみインタビューによると、「b'lieve i'm goin down…」のジャケット写真を撮ったのが、70年代のウェスト・コースト・ロック作品で有名なHenry Diltzという話で、何とドアーズの「Morrison Hotel」を撮った人でもあるそう。いや〜、ドアーズ・ファンの自分とこんなところで繋がってたんだな。


KURT VILE & THE VIOLATORS  OSAKA SETLIST OCT.12, 2016

1.Dust Bunnies
2.I'm an Outlaw
3.Jesus Fever
4.That's Life, tho (almost hate to say)
5.Goldtone
6.Wakin on a Pretty Day
7.He's Alright
8.Stand Inside
9.Pretty Pimpin
10.Puppet to the Man
11.KV Crimes
12.Freak Train

Encore:
13.Wheelhouse
14.Wild Imagination
15.Baby's Arms


この雰囲気つられて大正解
画像






















ある時はボロボロのエレキ
画像





















ある時はアコギ
画像





















後方からはこんな感じ
画像












後方スタッフのセトリ・コピー。サックスとか、誰がヴォーカルとか…
画像





















b'lieve i'm goin down…
Hostess Entertainment
2015-09-25
Kurt Vile
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by b'lieve i'm goin down… の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


カートがクールなジャケットとして挙げてるので、貼ってみた
Doors ドアーズ / Morrison Hotel 【CD】
ローチケHMV 1号店
基本情報ジャンルロックフォーマットCDレーベルワーナーミュージックジャパン発売日2015年08月05



記事へトラックバック / コメント


3月7日 THE CHARLATANS @ 梅田AKASO

2016/03/29 00:57
ASH以前も2016年が明けてから、いろいろ観てるのに書かないままだったので、順序は前後するけど、さかのぼって忘備録に。

去年の3月、 新作「MODERN NATURE」と共に¥4500なんて格安チケットで来阪&大阪堪能ビデオまで作ってくれたシャーラタンズ。1年ぶりの今回はフレッドペリーのイベントではなく、単独ツアーということで¥8,500に高騰。ただ、呼び屋はクリマンでもスマッシュでもなかったので、結局ぴあで発売日に買ったら何とか60番代。最前はきついかも、と思いつつ、端っこに埋もれる。

この日の前座はtaffy。午後7時直前に客電が落ち、シナトラの“MyWay”に乗って4人が登場。轟音ギターにかわいい女子ヴォーカルで、 「マイブラ目指してる?」って感じなのだけど、実は日本よりも英国で評価されてて、The Cureの“Boys Don't Cry”など、一瞬それとはわからないようなカヴァーもやっている。今回もシャーラタンズからのご指名というだけあって、さっそくシャーラタンズの“ Come Home Baby”をカヴァー。ただ、前に居たからかもしれないけど、全体的に声が完全に轟音に埋もれてしまい、曲の輪郭があんまり聞き取れない少々残念な40分だった。

そして、セットチェンジを挿んで午後8時過ぎ。ピコピコなイントロと共に“Talking in Tones”でスタート。セットリストは“Bad Days”や“Blackened Blue Eyes”前回とちょっと違う曲が入った程度で、基本的には変わらぬ新旧自在。でも、 「大阪でビデオを撮った曲だよ」とやってくれた“Let the Good Times Be Never Ending”はやっぱりテンション上がるし、続く“Emilie”では、前髪を短くしたティムが端っこまで遠征、しっかり握手の後に大好きな“One to Another”と来て興奮MAX

“Come Home Baby”で引き揚げた後、アンコールで出てきたティムは、らトレーナーが裏向けのままでも、脱いだら白地のTシャツを見て見て、みたいに指すのでCHARLATANSかなと思ったら、taffyのだったそう。本編の時は赤いオウムのプリントの白Tシャツだったのに、義理堅いなあ。で、“Then”から始まって最後はお馴染み“Sproston Green”で9時40分には終了。今回もあくまで自然体なシャーラタンズそのものだった。“Let the Good Times Be Never Ending”で歌われる通り、「MODERN NATURE」でたどり着いたしなやかな彼らの「良い時」はまだまだ続いていく。あらためてそう思った。

そうそう、今回はグッズを買ったらチケットの整理番号で抽選参加というミート&グリート・サイン会があってかなり後ろ髪引かれたけど 彼らのサイン入りTシャツが家のどこかに埋もれてるはず、と心を鬼にして帰ってきた。

THE CHARLATANS OSAKA SETLIST MAR.7, 2016

1.Talking in Tones
2.Weirdo
3.North Country Boy
4.Oh! Vanity
5.Bad Days  
6.So Oh
7.Tellin' Stories
8.Just When You're Thinkin' Things Over
9.Trouble Understanding
10.Blackened Blue Eyes  
11.Let the Good Times Be Never Ending
12.Emilie
13.One to Another
14.In the Tall Grass
15.How High
16.The Only One I Know
17.Come Home Baby

Encore:
18.Then  
19.You're So Pretty - We're So Pretty
20.Sproston Green

★今回は客席からの撮影は禁止だったので、AKASO看板。
画像












★終演後のセトリももらえなかったなと思ったら、すぐにティムがツイッターに挙げてくれてて。ありがとね
画像





















DARKLE
MODERNA RECORDS
2015-06-17
TAFFY

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by DARKLE の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



MODERN NATURE 国内仕様盤 (歌詞対訳付き + BONUS TRACK 8曲収録)
OCTAVE
2015-02-04
THE CHARLATANS

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by MODERN NATURE 国内仕様盤 (歌詞対訳付き + BONUS TRACK 8曲収録) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


記事へトラックバック / コメント


3月23日 ASH @梅田シャングリラ

2016/03/26 01:48
去年は新作「カブラーモ!」と共に5年ぶりのフジロックでパワフルなライヴを見せてくれたASHだけど、大阪の単独ライヴも2010年11月以来。それにしても今までで一番間近に見れそうなのは嬉しい反面、2008年は なんばHatch(キャパ約1500)、前回がBIGCAT(800)、そして今回がシャングリラ(400)と、来日の度に小箱になってるのは、ちょっとせつない ティムも最近はオールバックの39歳のおっちゃんらしい風貌だし、相変わらずいい曲を作り続けてても、もう昔ほどの人気無くなってるのかな…などと思っていたら、しっかり完売やんか 

寒空の下で開場待ちの時から、「今日はSOLD OUTで足元に荷物は置けませんから、事前にクロークを」とゴミ袋を持ったスタッフが「先に預けて下さーい」攻勢。さらに、入場して何とか最前端っこに潜り込んだ後も、「もっと前の方に詰めて下さーい」の連呼。いやいやいや、盛況で何よりだ

そしてRamonesの“Do You Remember Rock 'n' Roll Radio?”Roxy Musicの“ Love Is The Drug”なんかが流れる中で待機していた午後8時15分。手拍子と歓声の中、のっけから超アゲアゲの“Go! Fight! Win! ”でスタート。オーライ、オオサカ!と煽りつつ、フライングVを抱えたティムは、まるで靴に羽でもついてるかのように軽やかに飛び跳ねながら歌い弾きまくる。さらに“Jack Names the Planets”、 “A Life Less Ordinary”。“Kung Fu”はグリーン・デイの如く「オ〜オオ」な、コール&レスポンスで盛り上げる。昔の曲にはイントロでいち早くファンの歓声が上がるけれど、懐かしい頃に戻るなんて感覚じゃなく、“Cocoon”など今作のパワフルな彼らとそのまま滑らかに連なっていく。私もファン歴が長いわりに実は歌詞があやふやだったりするのだけど、そこは合唱もバッチリな年季の入ったファンも多くて、気にせず歌いまくった。端っこまでマメに来てくれるティムには、今までで一番近いと大興奮 おでここそ広くなったけど、何よりとても楽しそうに弾いてる姿はどう見ても少年モードのままだ。

昔のように次々に涌いてくるダイバーに弾き飛ばされる、なんて危険はないものの、どんどん加熱する場内中央ではモッシュサークルも大きくうねる。叫びまくる外人ファン(しっかりSTAR WARSのTシャツだった)がステージに向かってダイヴ乱入の一幕も。永遠の胸キュン名曲“Shining Light”から“Girl From Mars”でいったん引き揚げた後、アンコールはみんなへスペシャルな曲だよと“ Kamakura”から。日本中の地名が弾けるこの曲はやっぱり 嬉しいよね。やがて次で最後という前に、スマッシュやその他スタッフに謝辞を述べつつ、オーストラリアと日本のツアー(といっても2日だけど)は今日が最後で、また曲を書いて新作を出して戻って来たいみたいなことを言っていた。

そして最後はお馴染み“Burn Baby Burn”の合唱と大爆発いつもより1時間遅いスタートだったけど、前座でダレる事もなく100分少々の濃いセットで10時前には無事終了。最新曲とみんなが聴きたい曲をホントに上手く組み合わせてくれるし、“Return of White Rabbit”は、オオサカ連呼の変則リズムだったり、久々に“ Evil Eye”をやったりと中身も何気に東京とは違ってたそう。嫌な思いをさせられるようなファンもいないし、何度見ても「いいライヴだったなあ」と思えるASH。この5年の間にティムは認知症の父親を亡くし、いろいろつらい想いもしたはずなのだけど、それはあくまで彼一人のこととして、ソロ作「LOST DOMAIN」で気持ちの整理をつけたからなのだろう。いつもの色褪せることのない名曲達はもちろん、年齢や経験を重ねた分逞しくなったどころか、むしろ若返ったかのような熱さが何より嬉しかった

ASH OSAKA SETLIST MAR.23, 2016

1.Go! Fight! Win!   
2.Jack Names the Planets
3.A Life Less Ordinary
4.Goldfinger
5.Wildsurf
6.Free
7.Kung Fu
8.Cocoon
9.Sometimes
10.Let's Ride
11.Oh Yeah
12.Orpheus
13.Evel Knievel
14.Return of White Rabbit
15.Machinery
16.Shining Light
17.Girl From Mars

Encore:
18 Kamakura
19.Walking Barefoot
20.Evil Eye
21.Burn Baby Burn

★見かけはおっちゃんだけど…
画像












★写真撮らせてもらったセトリ、ロゴ&日付もキッチリ
画像






















★今回のフライヤー。このやりすぎな塗りたくり、たそがれてた「トワイライト〜」の頃とは別人!
画像
記事へトラックバック / コメント


CROSSBEAT YEARBOOK 2015 & PAUL WELLER 「ONE」

2015/12/28 03:22
11月以降のライヴもいろいろあったのだけど、18日付けで今年も年間ベストテン本 CROSSBEAT YEARBOOK 2015 が発売に。毎年ライターとして個人のベスト10は11月には提出するのだけど、集計結果は掲載本を受け取るまで教えてもらえないので、自分のセレクトした作品は何位ぐらいかとか、ドキドキ  去年のSAINT VINCENTが1位もけっこうびっくりしたけど、今年もケンドリック・ラマー1位は、もっとびっくりした。話題になってる人とは思ってたけど。あと、10月末に観たコートニー・バーネット姉御も大健闘!それにしても、毎年のことながらランキング見ると、聴けてないアルバムやアーティストがありすぎて、不勉強を痛感するばかりだ

そこへ行くと本誌に掲載されてたポール・ウェラー御大のインタビュー読んだら、若手からベテランまで最近の作品もいろいろ名前が挙がってて、さすがだなあ!と唸った。ネット上のチェックもだけど、今でも週1でレコード屋に通ってるし、ラジオじゃなく、子供や友人にいろいろ教えてもらうそうだ。とにかく現場主義というか、好奇心旺盛というか。もちろん私も最新作「SATURNS PATTERN」には1票投じたので、30位以内にランキングしてるのだけど、パンクのザ・ジャムから始まって、スタイル・カウンシル、ソロと進んで王道ロックに至る今も、余裕を漂わせつつも決して安住ではないのも納得

10月の来日公演もホント、エネルギッシュだったし...と思っていたら、かねてから予告も出ていたオフィシャル・ドキュメンタリー「ONE」が1月末までの限定でネット上で公開になった。

バンドのキーボード、アンディ・クロフツが撮ったものだけど、80分もあってけっこう見応えあり。ブラックバーン・スタジオでのセッション、ツアー・バスの中で「デイ・トリッパー」を歌ってる御大とか、11月にテロが起きたパリの「バタクラン劇場」でのライヴ等々。1時間ほど観たあたりで新幹線や行先表示盤とかが映ったと思ったら、来日時のインタビュー映像の他、ファンにサインする様子とか、バンドメンバーとファンのミート&グリートも盛り込まれてた。

でも一番驚いたのは、終盤、コートに帽子&眼鏡の、サラリーマン風なおっさんが楽屋を訪ねてくるのだけど、誰?と思ったら、何とアンディ・フェアウェザー・ロウそれもエイメン・コーナーのヒット曲「ふたりのパラダイス」(If Paradise Is Half As Nice)を「こんな感じでやるんだよ」とばかりにアコギ弾きながら歌って、ウェラー御大も覚えようとしてるのか、口ずさみつつ、大真面目に聴いてたりしてた。この曲、どこかのライヴで共演か、カバーを披露したんだろうか??聴いてみたい!

で、エンドロールのクレジット見てもう一つびっくり。UP IN SUZES ROOM(LIVE)- OSAKA DOJIMA RIVER FORUM と出てきて、何と大阪ライヴの音源が入ってた。演奏シーンの映像は、御大があの日着ていた★印シャツじゃなかったから違うと思うけど、音はそうなのか。何にしてもオフィシャルなんだから、ネットの限定公開なんて言わずに、次作のリリース時に、字幕付きDVDにして日本盤限定の特典でつけてくれないかなあ。きっと御大は名言連発のはずだけど、ちょっと見聞きしたぐらいじゃほとんどわかってないもの


★ベスト10の他、フジロックのフーファイ骨折ツアーライヴとか、いろいろ「いっちょかみ」させてもらった。2016年も参加出来るようがんばるぞ
CROSSBEAT YEAR BOOK 2015
画像



















★今年のCROSSBEAT1位はこれ

記事へトラックバック / コメント


10月29日 COURTNEY BARNETT @ 梅田クラブクアトロ

2015/11/09 14:56
今年3月にデビュー・アルバム「Sometimes I Sit And Think, And Sometimes I Just Sit」を出したばかりのオーストラリアの左利きギター女子、コートニー・バーネット。あのテニスの試合のビデオ曲“Avant Gardener”では、何となくけだるげに歌ってる印象だけど、果たして本物はどんな感じ

定刻を10分ほど過ぎて登場した彼女は、北斎の大波の絵がプリントされた白いTシャツ。整理番号は早かったけど、さすがに最前ど真ん中はちょっと遠慮したら、何と彼女が立つのは私の居る側の左端。それも少しマイクのスタンドが高くしてあって、ギターを抱え、背伸びをしながら歌う姿が印象的。 “Avant Gardener” からスタートすると、ちょっとルー・リードを思わせるような、ひとり語りのような歌と、それをかき消すかのようなラウド&ノイジーなギター。曲ごとに次々ギターを変えてガンガンかき鳴らす姿はまさしく「ギター女子」

リズミカルなテンポに客席もノリのいい手拍子で応えた“Elevator Operator”もあれば、ゆったりと日常をつぶやくシンガーソングライター・モードの“Depreston”や、 「悲しい歌がハッピーソングにドレスアップした曲」と紹介していた“Debbie Downer”、どっしりとブルージーな“ Small Poppies”に、ダークな“Kim's Caravan”…と様々な表情を見せてくれたけれど、やっぱりパワフルなロックンロール、 “Nobody Really Cares If You Don't Go to the Party” でフロアも沸騰そしてその勢いのまま“Pedestrian at Best”になだれ込んで本編終了。やがて彼女が残したギターの一音が延々鳴り響く中、”History Eraser”で幕となった。

やはり本領はとことんロックン・ロールな姐御だったか!と納得した1時間半。ベース、ドラムの2人の男たちを従え、詩とロックンロールを合体させつつ、エネルギッシュに飛ばす姿には、時にパティ・スミス師匠もちらついたりして、頼もしい限り。この先どんな風にパワーアップしていくのか本当に楽しみだ

COURTNEY BARNETT OSAKA SETLIST OCT.29, 2015

1.Avant Gardener
2.Dead Fox
3 Out of the Woodwork
4.Lance Jr
5.Are You Looking After Yourself?
6.Canned Tomatoes (Whole)
7.Elevator Operator
8.Don't Apply Compression Gently
9.Depreston
10.An Illustration of Loneliness (Sleepless in New York)
11.Debbie Downer
12.Small Poppies
13.Kim's Caravan
14.Nobody Really Cares If You Don't Go to the Party
15.Pedestrian at Best

Encore
16. History Eraser

★追記:この来日前、 「メルボルン・フェスティバル」で、オーストラリアのアーティストが、パティ・スミスの「Horses」リリース40周年のトリビュート・ライヴをやっていたそうで、コートニーは、 “Redondo Beach”  “Break it Up” の2曲をカバー。“Break it Up”の熱演、日本でも聴きたかった  

オープニングの“Gloria”を歌うMagic Dirtの Adalitaもまんまパティ師匠に成りきっててカッコいい。みんな好きなんだなあ フルセットのライヴ動画はこちら

画像



















画像











★何故か手渡しでもらえたセトリ。最前で騒いだかいがあった
画像



















記事へトラックバック / コメント


10月28日 THE VELVET TEEN @CONPASS

2015/11/06 23:05
長い間活動していて、名前ぐらいは知っていても、ちゃんとその音を聴く機会がないまま、というバンドはそ
れこそ山のようにあるのだけど、VELVET TEENもその一つ。1stアルバム「Out of the Fierce Parade」がリリースされたのが2002年。以後メンバーの脱退や死など紆余曲折を経て、今回は6月に出た9年ぶりの新作「All Is Illusory」と共に来阪。

とは言え、会場のCONPASSは、ステージと言っても膝ぐらいの段があるのみの小バコで、最前は、柵がないのでもたれて待機も出来ないし、この日は2組も前座が 下手すると終電モード?…とまあ、思いきり腰の引ける条件ではあったけど、今時¥4,000という格安チケットな上、熱心なファンの友人に便乗して参戦することに。

定刻の7時からThe Spring Summer、8時からLostageと、それぞれ4,50分ずつのセットも何とか乗り切り、9時を10分少々過ぎていよいよVELVET本編へ。開口一番、 「まいど、まいど」と登場したジュダのノースリーブTシャツは、よく見るとThe SpringSummerのもの。新作から“The Giving In” で幕を開けたと思ったら、 「わしらはカリフォルニアから来たんやで〜!」とコテコテすぎるご挨拶で笑わせてくれる いやもう冒頭5分で義理と人情に厚い、いい人オーラ満載ライヴ確定だ。合間にも「ほな、行くで!」と完璧な関西弁で曲を始めたりしてたけど、Lostageのメンバーが教えていたらしい。その後ろのドラムセットには、あのチープ・トリックのバーニー親父を彷彿とさせるケイシーがどっかと構えてる。セットのほぼ半分は新作からで、15分越えの大作曲“Taken Over”も思いきりドラマティックに聴かせ、本編最後は大好きな“No Star”で私も叫びまくる「おおきに、ほな、また!」といったん終了。

その勢いに乗ってアンコールではジュダがステージ前のモニタースピーカーまで出てきて熱唱。最初はその姿
を見上げつつ、足元に触ったりしていたのだけど、突如後方から酔っぱらいで吠えまくるおっさんに突撃され、最前ど真ん中ポジションを敢えなく撤退 実はそれまでにも私の前に立ちはだかり、のけぞり、完全に視界を遮るような立ち位置で延々ステージ撮影を続けるカメラマンに悩まされたりしていたのだけど、酔っぱらいにはさらにお手上げ。ちょっと残念だったけど、最後は“333”で10時半には終了。

「All Is Illusory」からは、いい曲が粒ぞろいのカリフォルニアのエモ系、ポップ・パンク?となイメージがあったけど、時にノイジーだったり、エレクトロっぽかったり、ドリーミーでアコースティックな音風景も、と実は何でもあり。
それでいて何か独特の芯を感じられるいいバンド。枠に囚われずに変遷を経た彼らと共に、長年のコアなファンがいるのも大いに納得した。

THE VELVET TEEN OSAKA SETLIST OCT.28, 2015

1.The Giving In
2.You Were The First
3 Forfor
4.Noi Boi
5.Church or State
6.Manifest
7.Sonreo 
8.Tokyoto
9.Pavlovian Bell
10.Taken Over
11.Eclipses
12.Pecos
13.Radiapathy
14.No Star

Encore
15.Fixing A Faucet
16.333

5年前の来日もここだったそう。旧 sansui 
画像











画像



















画像












サイン入りセトリ、コピーさせてもらいました
画像





















All Is Illusory
Topshelf Records
2015-06-30
Velvet Teen

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by All Is Illusory の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


記事へトラックバック / コメント


10月20日 WHITESNAKE @グランキューブ大阪

2015/10/26 11:43
ホワイトスネイクのライヴを観たのは「Saints & Sinners」のツアーで来阪した 1983年2月だから、もう30年以上昔になる。この時はドラムがコージー・パウエルだったのだ。80年代は、U2やエコバニ、ジェフ・ベック、等々、今も追ってるようなアーティスト以上に、ハード・ロックのライヴにも行きまくっていた。マイケル・シェンカーや、ジューダス・プリ―スト、レインボー、ジャーニー等々。85年には、黄金の第2期メンバーの再結成ディープ・パープルも観た。でも、 デヴィッド・カヴァデールがヴォーカル加入した第3期パープルは結局未体験で終了。その後ホワイトスネイクは何度も来日しているけど、以後追うこともなかったのだ。

それが今になってパープルをセルフカバーするアルバム「THE PURPLE ALBUM」をリリースし、何と日本ではオリコンの総合デイリー・チャートで発売初日に2位を記録する人気ぶり 今やタマホームのキムタクCM でお馴染み”紫の炎”も、もうこの先オリジナルのヴォーカルを生で聴く機会もなさそうだ…と、チケットを買った。

クリマン会員先行だったものの、2万円越えのプラチナム指定席が最前中央を占拠しているので、ひと通路挿んだ20列前後あたりからが¥9,800の通常席。撮影はプロ仕様のみ禁止だったけど、ステージを撮るにはちょっと遠い感じ。2階も埋まってたし、ほぼ満席だろう。

やがてまだ明るい場内に、The Who の“My Generation” が流れ、開演の合図だと知るファンがさっそく立ち上がる。その途中で客電が落ち、歓声の中総立ち状態に。そしてあのリフと共に“紫の炎”でスタート。 客席も当然 BURRRN! 叫びまくり もちろんギターはリッチー・ブラックモアじゃないし、キーボードもジョン・ロードじゃない。当のデビカバだって、エネルギッシュにシャウトしてるけど、多少荒れてるようにも聞こえる。でも、そういうことを全部すっ飛ばすくらい、やっぱりこの曲はテンションが上がる やっぱり名曲だああ もうこれで今日の目的は達成したみたいなもんだ。続いて“Fool for Your Loving”“Love Ain't No Stranger”と、ホワイトスネイクのナンバーへ。さらに“Give Me All Your Love”や“Ain't No Love in the Heart of the City”では、客席合唱を求めるもちょっと怪しかったり ごめん、 「白蛇の紋章」は、大ヒット作だけど、この頃はもう離れてたし、そんなに歌えないよ

レブ・ビーチ、ジョエル・ホークストラと2人のギタリストのソロ、ブルースハープ、ドラムソロと交えながら、パープル曲も、リッチー・ブラックモアと書いた曲だよ、と力いっぱい披露してくれた“Mistreated”の他、“Soldier of Fortune”“Stormbringer”等、計7曲やってくれたのだけど、それも間にホワイトスネイクの曲が入ると、何だかホワイトスネイクに聞こえてしまう あ、いや、それでいいのか で、本編最後は“Here I Go Again” 、 アンコールは、鉄板の“Still of the Night”で、2時間あっという間に終了。

ホワイトスネイクのライヴとしては、健在ぶりをアピールしつつ、いろいろ盛り込まれたセットということで文句なく楽しめたと同時に、少々物足りない感じも残った。最近はリリース30年を記念して「アルバム全曲完全再現ライヴ」なんかも珍しくないだけに、せっかく全曲パープルのセルフカバー作を引っさげての貴重なツアーなんだから、もっとストレートにパープルに徹してもよかったのでは?とも思えたからだ。まあ、あくまでずっとホワイトスネイクを追いかけて来た正統なファンじゃない、昔ちょっとかじった程度の外野から見た印象でしかないけどね。確かにデヴィッドも皺だらけ親父モードになってるとは言え、今まだ64歳。71歳のジェフ・ベックやキース・リチャーズを思えば、この先やれることもまだいろいろありそうだ。

★ツアー初日、このライヴの詳しいレポ&写真はBARKSに。


WHITESNAKE OSAKA SETLIST OCT.20, 2015

1.Burn *(=Deep Purple)
2.Fool for Your Loving
3.Love Ain't No Stranger
4.The Gypsy *
5.Give Me All Your Love
6.You Keep on Moving *
7.Ain't No Love in the Heart of the City
8.Guitar Solo  (Reb Beach & Joel Hoekstra)
9.Mistreated *  
10.Blues Harp Session  (Michael Devin)
11.You Fool No One * 
12.Drum Solo (Tommy Aldridge)
13.Soldier of Fortune * 
14.Is This Love
15.Stormbringer * 
16.Here I Go Again

Encore
17. Still of the Night

会場のポスターはこんな感じで
画像



















終演後のステージもバックは同じ
画像
記事へトラックバック / コメント


続きを見る

トップへ

月別リンク

MY ROCKN' ROLL DAYS/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる